アンサンブルが苦手なY君。伴奏用の音楽に合わせて演奏するテキストが2ヶ月進まず笑。癖としては、曲を弾いている途中に、休憩してしまうんです。今まで、Y君のテキストのレベルは、伴奏の音源がなかったため、弾けていたら合格だったのですが、不幸なことに、ここに来て伴奏ができあがってきたのです。きちんと合わせることができて合格です。

「うまく弾けてるはずなんだけど」と言うY君。
「全然、伴奏と合ってないじゃん」と僕。

ようやく観念したようで、一生懸命、音楽に合わせて遅れないように、速くならないようにリズムを取り、合格。これまでレッスンでは見たことがないような真剣な表情で演奏してましたね。本人も満足した顔。

Y君は、ハノンも練習を始め、伴奏用の音楽に合わせるアンサンブルのような課題も加わり、癒しのぴあのどりーむも、難しくなってきました。のんびりで、ゆるいところがかわいいところではありますが、4年生ですから、そろそろ、きちんとできることを増やしていく時期です。曲の途中で休憩するのも、見納めですね。面白くてよかったんですけどね。ただ、上手になってもらわないと困りますので、仕方ないです。

「音楽ない方がすごく上手に弾けてる!」と言いながら、帰って行きました笑。

Y君は、そう言っていますが、実際は、伴奏に合わせて演奏した方が上手です。メトロノームは、嫌がる子が多いし、合わなくなることが多いですが、伴奏だとリズム取れない子でも合わせられて、一人の演奏のときもリズムがよくなってきます。リズム感がないということではなくて、演奏の時のリズムの取り方がつかめない子が多いのかもしれないですね。

連弾じゃないところが良い影響を与えています。連弾だとどうしても僕が合わせてしまいますからね。でも、機械から流す音楽だと、自分で合わせようとしますね。音楽がイメージできるのか、メトロノームより合わせやすいみたいです。

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