いつも元気いっぱいのNさん。うまく弾けても上手く弾けなくても、大騒ぎだったのに、最近は落ち着いてレッスンを受けられるようになってきました。うれしいようなさびしいような。ぴあのどりーむとバスティンを難なく乗り切りましたが、両手が宿題のポピュラー課題はどうでしょうか。

「きらきらピアノ ポピュラーメロディーズ」は、知っている曲がたくさんあって、とても弾きやすいようです。右手だけは…。右手は喜んで弾いて、左手を弾くよう指示すると顔が曇り、両手宿題といえば、肩を落とすというのがうちの生徒のお馴染パターン。左手の動きや音、左右の絡みやメロディーの交換などが、子供たちを悩ませるようです。音はきれいでとてもいいのですが、僕でも、おっ!と思うような弾きづらい部分がたまにあります。しかし、譜読みもよくできるようになりますし、左右がよく絡んでますので、バッハなんかを教えるときにアレルギー反応を起こさないようにもなります。知っている曲というのが大きいですね。

最近は、流行りの曲を弾きたがる子が多いのですが、近年の曲は、多彩な音やリズムを使い、なんていうんでしょうね、人気曲の雰囲気が幅広い感じがしますね。それに対応するには、洒落た音を使っている曲を練習するのが一番。全曲を完璧に仕上げることは難しいですが、音の響きを感じるだけでも練習する価値はあると思います。

それにしても、最近、流行る曲は、歌詞が細かいものが多くて、ピアノの場合、曲を知らないとリズムが大変です。メロディーのリズムが取れないので、難易度とか関係ないんですよね。教えてほしいと持って来られると、初見で弾きながらこんな感じ?って、数秒ごとに聞いてしまいますね。ちょっと、流行りについていけてないところはありますが、頑張って聴いていきたいところです。

でも発表会は、もうちょっと、ピアノの曲にも力を入れてほしい…かな。

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