積雪予想のついての対応
2024年2月5日(月)>

いつも独創的な演奏を聴かせてくれるHさん。どんなに楽譜を読む練習を促しても、レッスンでちらりとも楽譜を見るそぶりを見せず笑。全て暗譜で、ぴあのどりーむ5まできてしまいました。ある意味すごい!

しかし、ぴあのどりーむはどんどん覚えるのが大変な曲が増えていき、習っている先生が悪かった。意地悪なんですよね。さらに、追い込みをかけ、バスティンときらきらピアノポピュラーメロディーズを併用、なかなか勘では音を当てづらい曲集を、ガンガンぶつけてきます。ここにきてようやく楽譜をチラッと見たり、初見で見させたときも、音符を追うようになりましたね。ちょっとですけどね。その一歩が大切なんです。

楽譜は、読めるようにするより、楽譜を追える、特に音楽を聴きながら追えるようになれば、小さい子は問題ありません。この子の場合は、小学1年生なので、読ませるというより、楽譜を読む大切さを訴えかけている面が強いですね。ただ小学生の時点でト音記号の基本的な7音くらいは読めてくれると教えるのが…、ラク。

重音(二つの音を同時に弾く)をつなげるのはなかなか難しいテクニックですね。保持するテクニックに似ているところではありますが、この曲の場合は上の音を保ったまま1指を上げて、次の音を弾くと滑らかに演奏できます。まだ鍵盤迷っていて、細かく教えてしまうと、混乱してしまいます。この後も確実に出あう基礎的なテクニックなので、急ぐことはないでしょう。多少、教えたので何となくできていますね笑。

指もそうですが、それ以上に、鍵盤の認識をもう少ししっかりしてほしいところです。指を直したところで鍵盤を迷っていれば、結局、動作が硬くなり、フォームも悪くなります。耳も、音の違いを判断はできていますが、音名までは、判断でできているかどうかわかりません。少なくとも、出したい音と、鍵盤、音名が一致していないので、もったいないところ。そのため、鍵盤を探る動作が多いのでしょう。音高の違いを判断できるということは、耳をよくする土台はできているわけですので、ソルフェージュの訓練を行うことで、改善が見られるはずです。耳がよくなれば、譜読力の向上にもつながります。

Hさんは、なかなかポジティブな考えをするタイプなので、できることがどんどん増えていくことでしょう。

耳で聴いて弾いてしまって、なかなか楽譜を読まないということを保護者からよく相談されますが、そのほとんどが、いろんな音を出して一致する音を探しています。一般的には耳がいいのかもしれませんが、音楽を学ぶことから考えれば耳がいいとはいえません。私たちの言う耳がいいには当たらないわけです。むしろ、音の違いが判断できて、音名が出てこないのであれば、楽譜を気にする以上に、もっと耳の訓練をしっかりやった方がいいでしょう。

譜読みは、小さい子供に読ませるのは難しいことです。そして、音を聴きとる力は、年齢が上がるほど大変です。だからといって、訓練が偏るのもよくないので、うまくバランスを取りながらカリキュラムを考えたいところです。

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